苦戦したので自分用メモ。

CentOSのyum installだと古いバージョン(1.8.x系)が入る

git commit -mgit -C ~~ をやろうとしたときにCentOSのyum install gitで入手できるgitではバージョンが古く(1.8.x系)、上記オプションが使用できなかった。

これ以上新しいバージョンだとmakeしてインストールなど結構大変そうだったので、
比較的簡単だったIUSリポジトリからGit2系のインストールする方法のメモ。

Git2系をインストールする

対象

  • CentOS 7(x86_64)

手順

バージョン確認

まずはバージョン確認。
git version 1.8.3などと表示されるはず。

git --version

古いgitのアンインストール

古いgitとバイバイする。

yum remove git

リポイトリの取得

CentOS7用のIUSのダウンロードページ から最新版のurlを取得してwgetします。

# 2017/05/01時点
wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/ius-release-1.0-15.ius.centos7.noarch.rpm

IUSのリポジトリの追加

# 2017/05/01時点
rpm -Uvh ius-release-1.0-15.ius.centos7.noarch.rpm

「-U」オプションでアップグレード。
「vh」オプションを付けると「#」でインストールの進捗を表示。

リポジトリ設定ファイルの変更

普通にyum installするときにIUSのリポジトリを参照させないようにenable=0とする。
設定ファイルは「/etc/yum.repos.d/ius.repo」にある。

[ius]
:(略)
- enabled=1
+ enabled=0

インストール

あとはいつも通りインストール。 2系はgit2uという名前で入れるらしい。

yum install git2u --enablerepo=ius

2系になっているか確認。

git --version

その他

普段gitを使わないので、使うときによくコマンドを忘れる。