データベーススペシャリストを2週間で合格できませんでした
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はじめに データベーススペシャリストはIPAの試験でありは高度試験レベル4に分類され、
合格率は17%前後の試験です。
H29,4/17に受験しましたが、
手応え的に不合格です(午後IIの試験中1時間ぐらいは瞑想していました)。
「人生でDBとか触ったことないし、業務でも使わないし、子供生まれたばかりで全然勉強できなかった」 と自分の中で言い訳して「しょうがない」で片付けてしまっては成長できないので
今回の失敗を自分用のメモとして振り返ります。
データベースと私 そもそもですがデータベースに興味があるかと聞かれるとゼロです。
上に書いた通り業務でも使いませんし、人生で触ったこともありません。
ただ、自分がやりたいことを実現するために必要な要素の一つだったので勉強&受験してみました。
振り返り 大きく4つの観点から振り返ります。
①うまくいった視点レベルでの改善
②うまくいった行動レベルでの改善
③失敗した視点レベルでの改善
④失敗した行動レベルでの改善 上記の振り返り方法は
梅原大吾著書の「1日ひとつだけ、強くなる」の内容を参考にしてみました。
この本は世界1位を何回も取り続けている人はどのような考え方で行動しているのか気になって読みました。
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①うまくいった視点レベルでの改善 ここでは考え方として良かった部分と改善を考える。
通勤時間の4時間/日は午前Ⅱ対策にする
→あまり座れず乗り換えもあるので、簡単にできる午前Ⅱの勉強に充てる
→午前Ⅱは2週間で過去問9割ほど正解できるレベルになった。
→平日は仕事と育児で午前対策しかできなかった。
→午後問を朝一問やるなどの対策が必要だった。 午後問の勉強範囲を限定する
→選択問題で「概念データベース」を中心に勉強する。
→物理設計はやらないことで、午後Ⅰ・Ⅱの勉強範囲を一緒にする。 勉強の順番を午前Ⅱ→午後Ⅰ・Ⅱ→午前Ⅱにする
→初めに午前Ⅱを行うことでDBSの単語を覚えて学習スピードを上げる。 最後までやる
→試験4日前時点で「間に合わない100%不合格だろう」と感じていたが試験直前まで勉強した。
→試験直前まで勉強していると勉強時間以外に自分に足りなかった要素が課題となって見えてきた。
→自分の現状の実力を把握できた。頑張れば本当はできるという甘い考えは排除できた。
→脳に負荷をかけることで勉強中別のアイデアがたくさん出てくることに気づいた。いつもと違うことをやっている方が違うアイデアが出てくる。 ②うまくいった行動レベルでの改善 ここでは考え方は正しいし、実際考えどおりにできたことをさらに改善する。
勉強のための徹夜は絶対にしない。(これは大学生のときに何度も検証して失敗してきた)
→徹夜しなくてはいけないような勉強スケジュールに問題があった 午後Ⅱを最後まで受ける
→わからないなりになんとか解答欄を埋めて最後まで粘ってみた。
→自分の限界と問題との距離感を感じた。 ③失敗した視点レベルでの改善 ここでは考え方がそもそも間違っていたことの改善
情報処理安全確保支援士(セキュリティスペシャリスト)と同じ勉強法でいけると思っていた。
→セスペの午後Ⅱは午後Ⅰの問題の延長なので、午後Ⅰをしっかりと勉強していれば午後Ⅱの対策は不要だった。
→DBSは午後ⅠとⅡで求められているものが変わり、午後Ⅱの対策(トップダウンアプローチの解法など)をしっかりとしないといけなかった。 ④失敗した行動レベルでの改善 ここでは間違えた行動を振り返る
参考書を間違える
→試験の対策で参考書選びは非常に大事である。これについては以下過去記事にも記載した。
→セスペのときに購入した参考書が非常に良かったので、DBSについても同じ出版社の参考書を買ったがこれが大きな間違いだった。
→4000円弱かけて買った参考書は初学者には非常に難しく全然読めなかった。
→このままではまずいと別途参考書を購入したが、すでに試験6日前だったので学習が間に合わなかった。 参考書へのペン入れ
→最終的に売ることを考えて問題などに対してペン入れしていなかった。
→このため問題を印刷したり頭の中で考えたりノートに写したりと無駄が多かった。
→残り3日前に諦めてペン入れをした。来年も使えるようにFrixionで書き込んだ。書き込んだ文字は本ごと温めれば消せるはず。 会社の昼休みに勉強する