はじめに

中古だがMacbook Proを7万円程安い価格(新品相場比較)で買えた。

戦略を練ったことで安く購入できたと思う。
この記事は次回PCを買い換えるときに見返す用のメモ。

購入額とスペック

14万円弱で購入。
新品相場は21万ほど。

購入PC詳細

  • Macbook Pro Late2016
  • Touch Barあり
  • メモリ16GB
  • SSD 256GB

中古だがキズや使用感は一切無し。

購入戦略

自分の許容範囲を決める

誰しもが最高スペックにカスタマイズされたPCを自分の望む値段で買いたいと思うが、現実は難しい。

譲れない最低限の条件をまず定義する

項目

  • 上限限度額
  • 状態
  • インチ
  • メモリ
  • SSD
  • タッチバーのありなし

商品を見ていると「あれもいい、これもいい」と思ってしまうので、
条件を定義することで軸がぶれないようにする。

私の場合

  • 上限限度額:14万円
  • 状態:美品。キズありは買わない
  • インチ:13
  • 色:できればスペースグレイ
  • メモ:8〜16GB。
  • SSD:256GB以上
  • タッチバーのありなし:できればあり。※ありの方はUSBポートが4つになり、GPUのスペックも上がる。直接確かめたい意味も込めて。

私の求めるスペックを新品で購入した場合、税込24万ほどする。

予算より10万ほどオーバー。

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どのルートで手に入れるか

購入口

  • apple 公式サイト
  • 価格コム
  • Amazon
  • 楽天
  • 店頭
  • オークションサイト

普通に新品購入では絶対に予算内に収まらないので、今回はオークションサイトでの戦略を練った。

オークション系サイトの比較

  • ヤフオク
  • メルカリ
  • ラクマ
  • ジモティ

上記の中で一番出品数が多く、売買価格の相場を比較した結果、ヤフオクが良かった。
出品数が多いと価格競争が発生し、相場が安くなる。

売る場合は注意

逆にもしもPCを売るのであればヤフオクはおすすめしない。
上記の理由で相場が低いことと、手数料で10%売り上げから引かれる。
売る場合は個人的にはジモティが良いという結論になった。

タイミングを見計らう

2017年6月5日に新しいappleのWWDCが開催され新商品が紹介された。
そのタイミングの前後で手元のMacbookが値下がりする前に売ろうとする人がいる。
出品数が増えれば価格競争が生まれる。
また入札されないまま終了するケースも増えると考えられる。
落札者が立場的に強くなるこの時期をターゲットにした。

相場調査

Macbook Proにもいろんな型がある。
どのタイプの購入が一番得をするのか調査したところBTO品、つまりカスタマイズ品が実販売価格よりも安く取引されていた。

BTO品が狙い目

相場調査して気づいたのが価格コムなどで買えるタッチバーなし標準スペックのPCは中古でもほぼ新品と変わらない値段で取引されているのに対して、タッチバーやメモリカスタマイズされたものは相場が本来の購入価格よりも大分低い。
※それでも標準スペックよりは高いが

またCPUやGPUグレードアップはタイトルだけでは違いが分からなかったりするので、注意深く見ると掘り出し物があった。

時間をずらす

まだこの程度では戦略とは言えない。
他の入札者の心理を考える。
Macbook Proをオークションサイトで購入しようとする人はそれなりの資金があることが前提になる。つまり社会人が多いと思われる。
業者の入札も考えられるが、落札締切時間がだいたい22時頃に設定されていることが多いので、入札上限だけ設定した自動入札をやっていると推測した。
よって敵ではない。

上記の仮定のもと、入札の傾向を見るとやはり土日締め切りは入札数が多い。
これは社会人が土日に時間が取れて見ている率が高いからであろう。 入札数が多い=過熱して平均相場よりも値段が上がる、もしくは適切な相場価格になることが考えられる。
つまり得にはなりづらい。

私は上記の理由から平日を締切にしているものを中心に探した。
敵が少なければ良品を落札できる可能性が高いからだ。

出品者の心理を読む

出品は面倒だ。早く取引を終えて楽になりたい。個人出品の場合そういう心理が 働く。少なくとも私はそうだった。
この値段で売れたら良いなという気持ちで即決価格を設定するが、相場より割高なことが多く、あまり入札されない。

まとめ

上記の戦略から私は以下のように行動した。

WWDCの開催前後でオークションの売り手が多くなる中、即決価格が高い平日を締切にして残り時間が少ない入札数が0の出品者に対してメッセージにて価格交渉を行う

これで安く購入できた。
できるだけ他の購入者と同じ土俵に立たないようにすることで、自分へチャンスが来る確率を上げるようにしたのが結果的によかった。

フレームワーク

上記の考え方のまとめは以下の通り。

  • 自分の条件(軸)を決める
  • 相場調査をする
    • どこの市場をターゲットにするか
  • タイミングをみる
    • 時期
    • 時間
  • 相手を知る
    • 入札者の層を考える
    • 出品者の心理を考える

その他

上記方法は正攻法ではないと思うし、詐欺に会うリスクだってある。
上記以外にも戦略の項目あったが、特に大事だと思った部分を記載した。
記事を参考に自分でさらに戦略を練っていただければ幸いです。

また今回はAppleに特化した内容なので、オークション攻略サイトを参考にしてもいいかもしれない。