MacbookProに4Kモニタを2台繋いで在宅環境を強化する

はじめに

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コロナによる在宅勤務をきっかけに4Kディスプレイを2枚購入し、ノートPCで8K運用をしています。
結論から言うと買ってよかったと思っていますが、購入までのプロセスや、実際に4K2枚運用は便利なのか?ノートPCの負荷は大丈夫なのか?買って後悔していないか?などについて書いて、同じ4Kデュアル仲間を増やしていきたいと思います。

この記事を書いている人

製造業のデータサイエンティスト。 コロナの影響で在宅勤務になり、今は家で仕事をしています。
仕事と個人の作業効率が上がりそうと思い、ディスプレイを購入しました。決して社畜だから買ったわけではありません。

PCの用途

仕事では大量のデータを眺めたり、コーディングを行っています。なので、Excelなどデータを見るときは表示できる列数が多い方が助かるし、 データを観ながらコーディングをするので、広い画面の方が捗ります。
今まではSlackやTeamsのようなコミュニケーションツールとメール/カレンダーも開きつつ、データもみて、webサイト調べながらコーディングして、、テストの結果見て・・・と都度画面を切り替えて使っていました。

モニターを買う大義名分

きっかけはコロナによる在宅勤務ですが、価値観の変化によるものもあります。 自宅の環境をよくすれば仕事も趣味の開発も効率を上げることができる。 仕事の効率が上がれば、家族や趣味に使える時間が増え、開発もより短い時間で効果が出せるので、投資効果が高いと判断しました。

自宅環境への投資効果が高いことにはすぐ気づけましたが、その後どのディスプレイを買うかにかなりの時間を使ってしまいました。

買うまでの話

これまでの環境

デスクトップPCは持っておらず、仕事ではThinkpad X1 carbon、個人ではMacbook Pro 13inch (2016Late)を利用。

ノートPCスタンドを利用していましたが、外部モニターとノートPCの画面サイズが違いすぎて違和感がありました。

既に4Kモニターは持っていたが、疲れるので買い替えたい。

f:id:cyamax:20200606213649j:plain ノートPCスタンドと併用して4K24インチモニターをこんな感じに3年間使っていましたが、安物のせいか長時間の作業をすると非常に疲れました。
普通に考えれば、4K2画面にしたいのであればこれと同じ4Kを買うのが一番安上がりなんですが、上記の理由からもう一台買おうという気にはなりませんでした。

www.cyamax.com

損をしたくないからかなり迷ったけど、長い時間迷っている方が損だった

新しいモニターを買おうと思ったのですが、ここからが非常に迷いました。

  • ノートPCで使うし、デスクをスッキリさせたいからtype-cによるPowerDelivery付きの方がよい?
  • USBハブ機能はあったほうがよい?
  • 4K2枚ではなくウルトラワイドモニタという選択肢はどうか?
  • 湾曲ディスプレイも良さそう
  • というか、デスクトップPCを買ったほうが処理スピード上がって効果的では?
  • そもそもノートPCで8K出力はできるのか?

トータル3週間ぐらい迷ったと思います。しかも結構な時間をかけて調べていました。
そして気づきました。

この悩んでいる時間を自分の時間単価で計算すると、すでに4Kモニターを変えるくらいの時間を使っている・・・。
しかも私生活や仕事中にモニターのことを考えてしまって集中力や能率にも悪影響を及ぼしている。

考える時間が増えるほど、自分にマイナスと判断したので、以下のように必要機能を絞り込み、4Kの購入に踏み切りました。

購入の目的:作業の効率を上げたい。身体への負担を軽減したい

検討事項

  • ノートPCで使うし、デスクをスッキリさせたいからtype-cによる電源供給付き&USBハブ付きの方がよい?
    • ケーブルの抜き差しの頻度は多くない。電源供給付きは2万ほど高くなるが、ケーブルが一本減ることで差額の2万円分の投資効果がでるとは考えられない。→不要と判断。
  • 4K2枚ではなくウルトラワイドモニタという選択肢はどうか?
    • 解像度で考えたときに、表示できる情報量がフルHD2枚よりも少ない→却下。
  • 湾曲ディスプレイも良さそう
    • 湾曲ディスプレイの高解像度ディスプレイは種類が少なくコスパが悪い。また、画面が湾曲していることにより直線が歪むため、資料作りやWEBサイトのデザインなどに悪影響が出ると判断→却下。

買ったあとの話

実際に買った4Kディスプレイ

色々考えた結果、以下のディスプレイを買いました。2020年6月時点では4万5千円ぐらいだったと思います。
LG モニター ディスプレイ 27UL650-W 27インチ

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ベゼルはかなり狭い
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見えないところですが、背面は白色です。
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GPUの負荷はそこまで高くなかった

GPUの負荷率をWindwos,MacBookProの両方でみてみましたが、逼迫するほど使用率が高いというわけではありませんでした(もちろんPCのスペックによると思います)。

MacBookProで4K2画面接続&Youtubeを再生したときのGPU使用率
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24インチ→27インチにして良かった

24インチ4Kと27インチ4Kの違いですが使用感はかなり違いました。 一番感じたのは画面の3分の1分割でも辛くないという点です。 横方向に3分割したとき、実用的なのは27インチです。 24インチでも3分割利用はできますが、文字が小さすぎので身体への負担は大きかったです。

画面が広くなった

当たり前過ぎるので書かなくても良いかもしれませんが、広くなりました。意味がわからないかもしれませんが、1ルームから2LDKに引っ越して部屋が少し余る感覚と近いかもしれません。
すべて画面上に表示されているので、通知が来る度に画面を切り替えたり最小化や最大化をする頻度が減りました。作業に集中できるようになりました。

24インチと27インチの構成でも多分問題なかった

ここまで書いてあれですが、27インチで2枚揃えたのはやりすぎだった感はあります。 元々持っていた24インチを補助的なモニターにして27インチをメインとして使っても全然良かったと思います。 左右に同じディスプレイを並べたいという非合理的な感情で買い揃えてしまった感はありますが 「やっぱり2枚買い揃えておけばよかったかな」と後々後悔したくなかったので、バシッと買い揃えました。 あと、同じ型番のディスプレイでも工場や時期によって色合いが異なることがあるらしいので同時購入しました。

27インチの縦置きはおすすめしない

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人間の目は縦方向の視野角は狭いので、どうしても視界から外れます。また、メガネをかけているとメガネのフレームとも被ってより見づらい気がしました。 以前、24インチの縦置きで使用していましたが、ぎりぎり使用範囲内でした。

気づいた点

ノートPCで8K出力しても意外といける

今から四年前ほどMacbook Pro2016 Lateのスペックでも8K出力できました。 今のところ不具合は無いです。

HDMIとDisplayPortの違い

デジタル信号なんだから同じだろうと思っていたのですが、HDMIとDisplayPortで色味が違うことに気づきました。 PC側の対応状況やプロファイルの設定、HDMIケーブルの条件等が揃わないとHDMI出力は100%の機能を発揮できないようです。 DisplayPortで出力した場合は、問題なくキレイに描写されていました。

MacbookProはType-cポートしかないので 以下のようなType-c to DisplayPortのケーブルを購入しました。

関係ないですが、布ケーブルって少し高級感があるので好きです。

リフレッシュレートの違い

上と同じようにHDMIとDisplayPortでリフレッシュレートが異なる場合があります。 私のMacbookProではHDMIでの4K@60Hzに対応していないので、HDMI接続したモニタ側のみ30Hzになっていました。 (DisplayPort接続では4K@60Hzに対応)

ディスプレイ購入前はDisplayPortの存在意義をよく分かっていませんでしたが、4K出力をする際はDisplayPort接続の方が無難なようです。 このあたりは同じディスプレイを並べて使わないと気づけない点だったので収穫でした。

購入時の注意点など

  • モニターアーム(VESA)の対応有無
    • 低価格帯のディスプレイは値段を下げるためにVESA非対応なものが多いです。後々アームを付けたくなったときに困るので、アームを付けたい人は要チェック。
    • また、モニターアームのピンきりで2画面対応で3千円台のものもあれば、3万円(エルゴトロンなど)の高級品もあります。個人的にはモニターアームを毎日調節することはないので、安いモニターアームを購入して差額分をPCや椅子に回したほうが費用対高価が高いと思います。

  • 液晶の種類
    • 液晶の種類にはTN/VA/IPS/有機ELなどがあります。デザインや写真など視野角や発色重視ならIPS、ゲームなどの反応速度重視ならTN/VA などそれぞれ長所短所を 理解して選ぶ必要があります。私は作業用途なのでIPSにしました。
  • type-cによる電力供給機(PowerDelivery)とUSBハブ機能
    • モニターに付いたUSBポートにキーボードや外付けドライブを付けてtype-c経由でケーブルをまとめる事もできますが、動作が不安定なようです。また、上記の通りコスパの悪さから私は選びませんでした。USBハブ付きデュスプレイを2枚にして使うよりも以下のようなドッキングステーションの方が安い&機能も豊富&応用が効きやすいので良いと思います。

  • 32インチの4Kのデュアルディスプレイはやめておいたほうが良い

    • 27インチを2枚並べると視野角ギリギリです。これ以上大きい画面を並べると視界に収まらないので首を左右に振る事になり逆に使いづらいと思います。
  • ノートPCのファンがうるさいかも

    • 8K出力でPCへの負荷が高い&クラムシェル利用なので、PCの温度は以前よりも上がり気味です。以前よりもファンが動いている時間が長くなったような気もします(部屋の温度にもよるかもしれませんが)。

まとめと感想

4Kのデュアルモニターはやってみて満足でした。 MacBook Pro 2016のスペックでは8K出力は問題なくできました。
画面を細かく切り替える必要がなくなったので作業効率が向上し、また、モニターについて悩むこともなくなったので、
早く買っておけばよかったと思いました。 人によっては結局2画面も要らないということもあると思います。そのときは他PCやテレビなど別の用途に利用したり、 本当に不要であれば売却するのもありだと思います。